スマホ壊れる

二年前のこの時期に入手したスマホ「moto g52j」が半壊れ状態になりました。
バッテリーが膨らんでしまったらしく背面パネルが浮き上がり、まるでハマグリの様。
検索したところ、この機種の持病らしく。この膨らみを「バッテリー妊娠」と名付けた方には思わず吹いてしまいました。
背面のパネルは薄いプラスチックなので、熱を帯びたバッテリーが拡張するとその部分だけボコッと膨らんでしまい。遂にはパネルごと浮き上がり。
普段はカバーを被せていたスマホだったので、膨らみに気付くのが遅れてしまったようです。

修理代は一万円以上掛かるそうですし、他にも半年ほど前から指紋認証も壊れていまして。
「まぁそれでも使えるから」と割り切っていたものの、今回の故障は危険な状態です。
そして、何処かの乗り換えキャンペーンで格安のスマホが無いか急遽探してみることに。
「moto g52j」の性能面は二年使い続けても全く問題なかっただけに、残念な終わり方です。この見た目では買取店も査定してくれないでしょうし。

結論としては同じくモトローラ社の「moto g64y 5G」という機種に鞍替えしそうです。
Y!mobileの乗り換えキャンペーンで本体が四千円で手に入るそうです。それでも痛い出費ですが。キャンペーン無しですと二万円ほどだそうです。
この機種の基本的なスペックは壊れたスマホと同程度ですし、スピーカーはステレオになりカメラは光学式の手振れ補正が追加されています。
ただ、メモリーが何故か4Gしか詰まれていないそうで。私の場合、スマホで重いゲームとかやらないので、実質問題は無いと思いますが。

しかし、Y!mobileでのランニングコストを計算すると、これまでの倍近い費用が毎月掛かるそうで。
ひと月だけY!mobileと契約して、その後はこれまでのIIJmioに戻るというズルを企てているところです。契約の縛りも無いそうですし。
ひと月だけと考えると、一つ上の料金プランで契約した場合は端末代が1円になるそうで、最初の月の支払いは通信費と端末代を含めて二千円以上安くなるようです。
開き直って、そこまでズルをしてしまおうかと。最初の月の支払い総額は五千円未満でして、それでソコソコのスペックのスマホが手に入ってしまうのですから。
転売目的でソレをやってしまう方も少なくないそうで、そんなのよりはマシと思うようにしつつ。

完全に壊れる前に設定等を新しいスマホに移植したく、MNPの予約もさっさと片付けました。
機種変更で面倒なのがおサイフケータイ機能の引継ぎ設定です。
ただ、今回は古い端末の売却など不可能な壊れ方なので、頑張ってデータ消去にハマる必要など無いのかも知れません。

上記から数時間後、使えそうな乗り換え情報を知りました。
MNP予約番号の発行には通常数日掛かるそうで、それが発行されないことには注文も出来ず。しかし、MNPワンストップというサービスを知りまして、注文はあっさり出来ました。
MNPワンストップは待ち時間も不要で転出先のキャリアの登録画面から転出元に直接MNP予約番号を発行してもらえるサービスです。
その後の審査にどれだけ時間が掛かるか謎ですが、早ければ本日中に商品を発送してもらえるそうです。
運が良ければ誕生日に到着するかも知れません。結果的に短期間で二つの誕生日プレゼントに。

壊れさえしなければずっと使いたかったスマホですし、無駄な出費は避けたかったのが本音です。私の場合、モノは大切にしがちで、過去に手放したスマホはどれも見た目がAランクでした。
現在のスマホが出火したり爆発してしまう前に通信手段だけは確保しておきたく。このスマホも乗り換えキャンペーンでかなり安く手に入れていました。
その際に手放したスマホは買取店で意外に高額で売れてしまい。差額はやはり五千円程度だった記憶です。

しかし、実物を観たことも触れたことも無いのに購入に至るケースは私の場合稀でした。
スペックやレビューや広告記事を読んで好印象でも、店頭で実物に触れてみたら印象が悪かったりで。
幸い、モトローラ社のスマホは安くとも最低限の品質や質感は確保されていたので、きっと大丈夫だろうと。
モトローラは元々半導体や無線機器で有名だった合衆国のメーカーで、憧れのブランドでもあり。モバイル事業については現在レノボの子会社だそうです。
レノボの製品は中国製ですが、IBMが元々製造していたThinkPadシリーズの品質は守られているので、そんな精神がモトローラにも残っているのかも知れません。

Comment