Ubuntu Studio

Ubuntu Studioを古いデスクトップPCに入れてみました。
Ubuntuのマルチメディアに特化したディストリビューションだそうです。
ただ、デスクトップ等の見た目や操作性はUbuntuとちょっと異なります。

DAWやDTM系ソフトが扱いやすいかと思ったのですが、個人的には違いがよく判らずでした。
単体のソフトウェア音源であればALSAで何とか鳴らせられたのですが、DAWソフト内の音源をMIDIキーボードで鳴らすことが出来なかったりで。恐らくJACKを理解していないからなのかと思われます。
他にもWINEでVSTプラグインを鳴らすこともまだ出来ておらずです。
どれもUbuntu Studioの問題では無く、私の無知の問題で。

当初はMIDIキーボードで何も鳴らせずでした。ROLANDのA-800PROというモデルでしたが、海外の質問サイトの記事で答えがわかりました。
どうにも、MacやWindowsで簡単に出来ていたことがLinuxでは全く簡単で無かったり。特にMacの場合は接続したり、インストールするだけで勝手に使えたケースが多かった記憶です。

ディストリビューションについてはここ数日で3種類試しました。DebianとUbuntuとUbuntu Studioです。
DAWを考慮せずに一番使い勝手が良かったのはUbuntuでした。特に外部で公開されているDebian向けのインストーラーがUbuntuではそのまま簡単に使えたり。
例えば、ブラウザChromeは「.deb」形式でGoogleからダウンロード出来るのにDebianでは簡単にインストールできず、Ubuntuでは楽なもので。
世の中、Debian向けのインストーラーかと思ったらUbuntu向けなのかも知れずです。それくらい、利用者はUbuntuの方が多いのかも知れません。
Debianは安定動作を優先したポリシーなのもあり、システム内はスッキリしている傾向ですが、Ubuntuはその辺の考え方が異なるようで。
一長一短ありますが、現行のUbuntuは5年間のサポート期間が始まったばかりでもありますし、使い勝手は良いので最終的にはUbuntuで落ち着きそうです。(Ubuntu StudioはUI等にちょっと癖があり)

この記事はUbuntu Studioで綴っているものの、またUbuntuに戻す予定です。
DAW系の様々なテストで、システム内もグチャグチャになっていそうでして。既に設定した何かが悪影響していそうでもあり。仮に何か新しく設定して上手く行ったとしても、依存関係が判らずでして。
また、DAW系の参考にしている記事も数年前のですと対応出来ないケースが少なくなかったです。概念だけは伝わるのですが、その対応手段が現在では無かったりで。
もう少し試してからUbuntuに戻す予定です。

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